【SMシーズン6】ゲロゲ始動エフィリザX積みリレー【最終レート2006】

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はじめまして。せんごくと申します。
サンムーン最終シーズンで目標だった"相棒エーフィと共にレート2000越え"を達成できました。
自分での振り返りを兼ねて使用構築をご紹介します。

 

パーティ概要

積みリレーをテーマに、以下の経緯を経てパーティが完成しました。

・バトンパ以外でエーフィに役割を持たせたい
→HBマゴエーフィf:id:sengokupoke:20171112193733p:plain

・もう1匹の相棒リザードンをエースにしたい
→剣舞ニトチャリザXf:id:sengokupoke:20171112194019p:plain

・ステロが使えて水タイプに強いポケモンが欲しい
→貯水襷ガマゲロゲf:id:sengokupoke:20171112193744p:plain

・水妖やテテフに勝てるポケモンが欲しい
→ボディパ飛Zテッカグヤf:id:sengokupoke:20171112193759p:plain

・リザを「出せないけど出したい」を解消したい
→両刀珠バシャーモf:id:sengokupoke:20171112193738p:plain

・重すぎるギャラやオニゴーリに対抗したい
→AB妖Z呪いミミッキュf:id:sengokupoke:20171112193753p:plain

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(以下常体)

個別解説

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エーフィ@マゴの実
・特性:マジックミラー
努力値:H172,B244,S76 (臆病)
・実数値:H164-x-B111-C150-D115-S154
・技構成:サイコキネシス、欠伸、朝の日差し、瞑想

パルシェンキノガッサのストッパーであり、詰ませエースでもある自慢の臆病HBマゴエーフィ。
リザードン軸にとって致命傷となる相手のステロ展開を阻止し、欠伸で起点作成が可能。
カプレヒレやヒードラン等を起点に瞑想を積むことで、何度も相手を詰ませてくれた。
この構築においては唯一の回復技持ちで、柔軟な戦いができるポケモン

シーズン6以前は食べ残しやZ・スカーフ型も使用したが、この調整&持ち物が一番しっくりきた。
構築の原点であり、最終シーズンにこのポケモンと一緒にレート2000を達成できて良かった。
悪タイプに何もできないが、選出した時はかなり仕事をしてくれた。
選出率は5位。

【調整】
上から欠伸&瞑想を入れる範囲を広げるために準速101族抜きの素早さを確保。
残りはステロを使うポケモンやパーティ単位で重いパルシェンを意識してHBを伸ばした。

H162 特化A+2パルシェンの氷柱針3発目でマゴの実が確実に発動
B111 補正ありA252パルシェンのA+2氷柱針5発を99%以上の確率で耐え
補正ありA252キノガッサの岩石封じ+種マシンガン(2~5hit)を80%くらいの確率で耐え
補正ありA252メガバシャーモフレアドライブを75%の確率で耐え
C150 HD無振りメガバシャーモを93%の高乱数で1発
D115 調整先なし
S154 準速100族抜き+1


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リザードン@メガストーンX
・特性:猛火→硬い爪
努力値:H156,A148,B12,D4,S188(陽気)
・実数値:H173-A123-B100-x-D106-S158
 →メガ:H173-A169-B133-x-D106-S158
・技構成:フレアドライブ、逆鱗、ニトロチャージ、剣の舞

国際孵化によって誕生した自慢の色違いリザードン
一般的なニトチャ剣舞型で、竜技は火力を求めて逆鱗を採用。
鋼タイプや電気タイプを起点にニトロチャージを積んでいく。
受けループはエーフィの欠伸で隙を作り、剣舞を積んで強引に突破する。

色々な攻撃をギリギリ耐えて返り討ちにしていく頼もしいエースポケモン
逆鱗は竜&相手のバシャに強くなれるが、雷パンチも欲しかった(SM産個体なので覚えられない)
対竜はバシャーモに専念させて、エーフィのHをもう少し伸ばせば採用できそう。
選出率は3位。

【調整】
スカーフ最速霊獣ランドロスや準速メガバシャーモを意識してSラインを調整。
残りはサンダーとメタグロスを意識して火力と耐久を伸ばした。

H173 奇数
A169 補正ありHB252サンダーを+2逆鱗で確定1発
補正ありHB252テッカグヤをフレドラでステロ込で93%の高乱数で1発
B111 補正ありA252メタグロス地震+バレパンを99%の高乱数で耐え
補正ありA252ミミッキュのフェアリーZ+影打ちを確定耐え
D106 補正ありC252サンダーの眼鏡10万ボルト確定3発
C無振りサンダーの10万ボルト確定5発
S158 最速91族(ランドロス)、準速105族(メガサメハダー)抜き


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ガマゲロゲ@気合の襷
・特性:貯水
努力値:H4,A252,D4,S244,余り6(陽気)
・実数値:H181-A147-B95-x-D96-S137
・技構成:地震、岩石封じ、がむしゃら、ステルスロック

リザードンの苦手な水妖組に強いステルスロック要員として採用。
基本的には初手に繰り出し岩石封じ→ステルスロックで散っていく。
スカーフ草結びの場合はそのまま突破されてしまうが、後続エースの起点にする。
余裕があればがむしゃらを入れて、ニトチャやビーストブースト発動を狙う。

Sがそこそこ高くて水先制技で縛られずに仕事ができる貴重なポケモン
岩石封じ外しが勝敗に直結しやすく、場合によってはステロを優先する。
襷の残っていなけければ温存しても仕方ないので、岩封連打で退場してもらう。
選出率はダントツで1位。

【調整】
DL対策でD>Bとして、HPを奇数にした後の残りでASを伸ばした。
凍える風も魅力的だが、大地の力ではメガバシャーモを倒せない。

H181 奇数
A147 無振りメガバシャーモ地震で確定1発
D95 DL対策
D96 DL対策
S137 岩石封じで準速151族(フェローチェ)抜き


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テッカグヤ@ヒコウZ
・特性:ビーストブースト
努力値:H4,A252,D4,S244,余り6(意地っ張り)
・実数値:H173-A168-B123-x-D122-S112
・技構成:ヘビーボンバー、空を飛ぶ、地震、ボディパージ

リザードンの苦手な水妖組やヒードランなど、攻撃面で相性補完に優れる。
ガマゲロゲの岩石封じやがむしゃらを絡めて、倒す(A上昇)か積む(S上昇)かを考える。
相手の裏にヒードランリザードンがいる場合は積極的にボディパージを選択。
特性発動後やステロ込みでリザードンX・Y問わずにヒコウZで倒すことができる。

リザXやバシャーモを水妖組が止めにくるので、3体目に出すことが多かった。
ミミッキュの剣舞ゴーストZ+影打ちが中乱数で落ちる程度に脆いので注意が必要。
皮が残っている対面ではボディパージからの空を飛ぶでZを回避すると勝ち筋が生まれる。
選出率は2位。

【調整】
威嚇が痛いが、パーティが誘う相手に対しては強い物理型でASを伸ばした。
火力不足が目立ったので、DL対策をする場合はSから回す方が良いと思う。

H173 奇数
A168 H252ヒードラン地震で確定1発
B123 調整先なし
D122 余り
S112 ボディパージで準速151族(フェローチェ)抜き
ボディパージでスカーフ最速84族、準速90族抜き
岩石封じで最速100族、準速115族抜き


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バシャーモ@命の珠
・特性:加速
努力値:A36,C252,S220 (うっかりや)
・実数値:H155-A145-B90-C178-D81-S128
・技構成:大文字、飛び膝蹴り、目覚めるパワー氷、守る

ステロがあれば全抜き範囲が飛躍的に広がる両刀珠バシャーモ
ギルガルド(キンシ択)やガブリアスランドロスなど、リザードンが出しにくい相手に選出。
ステロ依存かつ1加速で130族を抜けないので、うまくお膳立てしてあげる必要がある。
刺さる相手は非常に多いが、メインウエポンが命中不安の運ゲー製造ポケモン

2000チャレでは文字+膝を3回当てて3タテする自覚を見せてくれた。
リザXとは役割対象が全く異なるので、パーティ内の両立はそこまで気にならなかった。
リザY+メガバシャの並びにも見えるようで、後出しされるHBカバルドンをよく無償で突破した。
選出率は4位。

【調整】
大文字はH252ギルガルドやステロ込みで無振りミミッキュを確定1発。
特化HDメガボーマンダはステロ込で中乱数だが、落ちないマンダには出会わなかった。

H155 奇数
A145 H252メガガルーラやH252ヒードランを飛び膝蹴りで確定1発
C178 H252D4ギルガルドを大文字で確定1発
無振りミミッキュをステロ+大文字で確定1発
補正ありH244D252メガボーマンダをステロ+めざ氷で63%の中乱数で1発
H252カバルドンをめざ氷で確定2発
S128 加速1回で最速122族(ゲッコウガ)抜き
加速2回でスジャーフ最速103族(ウツロイド)抜き


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ミミッキュ@フェアリーZ
・特性:化けの皮
努力値:H164,A156,B188 (意地っ張り)
・実数値:H151-A143-B124-x-D125-S116
・技構成:じゃれつく、影打ち、呪い、剣の舞

本構築の様々な欠陥に対してお茶を濁していくテンプレABミミッキュ
化けの皮と合わせて主要なメガシンカポケモンに勝てる可能性が高い。
特にメガギャラドス軸は、ミミッキュを絡めていかないとほぼ勝てない。
ステロ無しで戦えるエーフィ+リザXと組ませて、パワー不足を補う選出が多かった。

シーズン終盤まで色々なポケモンを試したが、最終的にこのポケモンに落ち着いた。
オニゴーリ対策が無いため、不十分な対策だが呪いでごまかす形を取っている。
単体性能は非常に高いが構築内でのシナジーが無く、入れ替えるならこの枠かと思う。
選出率は6位。

【調整】
調整は最も有名と思われるメガバシャーモのフレドラを高乱数耐え調整。
皮なしでも大抵の攻撃は1発耐えるので、本構築の貴重なクッション要員でもある。

H151 奇数調整
A143 無振りミミッキュをA+2影打ちで確定1発
B124 補正ありA252メガバシャーモフレアドライブを93%の高乱数で耐え
A252メガリザードンXフレアドライブを93%の高乱数で耐え
A252メガボーマンダすてみタックルを93%の高乱数で耐え
補正ありA252メガボーマンダの恩返しを確定2発
補正ありA252メガギャラドスのA+1滝登りを確定2発
D125 補正ありC252カプテテフのフィールド+サイキネ程度まで確定2発
DL対策
S116 調整先なし

 

選出パターン

起点作成f:id:sengokupoke:20171112193744p:plain + 炎枠f:id:sengokupoke:20171112194019p:plainf:id:sengokupoke:20171112193738p:plain + 補完f:id:sengokupoke:20171112193759p:plainf:id:sengokupoke:20171112193733p:plainf:id:sengokupoke:20171112193753p:plain をベースに選出する。

感覚的に8割くらいは初手にガマゲロゲ選出し、起点を作っていく。
初手キノガッサや相手のステロ展開が読める場合はエーフィから入り、殴った後に欠伸で退場する。

炎枠は安定感のあるリザードンXを優先的に、刺さりの良い方を選出する。
稀にこの二匹を同時選出し、リザXの剣舞逆鱗+バシャの大文字でクレセリアカバルドンなどの数値受けを強引に突破していった。

相手のパーティに水妖組がいれば必ず選出されるので、最後の枠はテッカグヤの優先度が高い。
相手に悪タイプがいない場合、相手を詰ませるエースとしてエーフィが入ってくることもある。
ミミッキュギャラドス入りなど、本当にどうしようもない時以外は選出しないようにした。

終わりに

今期(シーズン6)は早々に1930までは到達するも、そこからうまく波に乗れず、対戦数が600戦近くでとんでもないことになりました。
一時期は1600台まで落ちて心が折れそうになりましたが、諦めずに目標の2000を達成できて良かったです。

ウルトラサンムーンでは新しい構築でもっと上を目指せるように頑張ってみようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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